2011年3月13日日曜日

今日の朝8時すぎ・・・

携帯に非通知での着信。
嫌だなーと思ったが、
仕事で重大なことでも起きたかと思い、すぐに電話に。

聞き慣れた友人の声

彼は高校時代の友人。現在、仕事の関係で宮城県若林区に在住である。
今、テレビで一日に何度も聞く地名。

正直、だめかと思うこともあった。
電話とメールでなんとか本人とは連絡はとれなかったものの、無事であることらしいことは昨日の夜に確認することができた。

そんな矢先の朝の電話。

家族とも避難所で会うことができとりあえずよかったこと。
家がぐちゃぐちゃでどうにもならんこと
そんな中仕事がはじまること
矢継ぎ早に話をしてくる。


「わざわざ電話ありがとう。確認できたから電話切るよ。他のところに電話しなよ。」

彼が電話をしているのは避難所の電話。持ち時間も限れているだろうし、きっとたくさんの人が待っている。

そんな貴重な時間を使って、自分に安否を知らせてくれた友達に感謝。

暗闇の中、ほんの少しずつでも前に歩き始めているのだろうか。
たった1本の電話だったが、かすかに光が見えたような・・・

とりあえず今自分のできることを・・・がんばれ日本!